キッチーkobayasiの本当に大事じゃない話

ひょんな事から飲食の世界に飛び込み、今も料理人を続けています。

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パラリンピックも面白かった

   

どうもキッチーです。

リオパラリンピックも無事閉会しましたね。
正直それ程熱心に見ていた訳では無いのですが、と言うよりNHKのダイジェスト番組しか見ていませんが(あっ閉会式はちゃんと見ましたよ)、知らなかったスポーツも複数あり、日本人選手の活躍もあり、大変楽しめました。
でも当初の目標『金メダル10個』には遠く及びませんでしたね(今回0個)。残念です。日本と世界の障害者スポーツに対する力の入れ方の差、もっと日本も4年後に向けて練習環境等を整備していく必要があるようですね。でも初めてのメダル獲得の競技も複数ありました。日本の選手の皆様には「お疲れ様でした」と伝えたいです。

そこで思った事なのですが。
パラリンピックではT〇〇と障害の重さに依って沢山のクラス分けがなされてます。しかし義手・義足・車いす等の補助具の性能の差はどうなのだろうという事です。
勿論オリンピックでも道具を使った競技、自転車やボートや(道具じゃないけど)乗馬やアーチェリー、そして陸上の靴等も個体差はあると思います。パラリンピックではその道具が体の一部となり、より重要な意味を持ってきます。
道具に幾らお金をかけられるか、財力の差、ひいては国力の差がより顕著に出るのがパラリンピックではないかと思いました(例えば車いすテニスの仏の選手のおよそ1000万円する車いす等)。当然選手個人の努力・頑張りを否定するつもりはありません。ただ競技の公平性はどうやって保たれているのだろうと単純な疑問です。
今後科学技術の発展と共に、道具による個体差はより顕著になっていくと思います。パラリンピックが抱える今後の課題だと思います。(一応補助具の反発力の審査等、出場資格を与えるにあたり競技の公平性を保つ処置はなされている様です。正し全員が同じ性能の補助具を使ってる訳ではありません。幅があります)
そしてこれを言い出すと切りが無いのですが、各国それぞれ盛んなスポーツ・力を入れているスポーツは違います。その国でその競技で優秀な選手が居れば連れて来るのは当たり前でしょう。
視覚障害者の自転車レースタンデム(2人乗り)の部では、ナビゲート役に前に健常者が乗ります。今回日本代表はそのナビゲーターにプロの競輪選手を、わざわざ本業のレースを休ませて連れて来ました。「だから何だ?」と言われれば、特に何も無いのですが、でも何かが何かが少し引っ掛りました。

オリンピックでも例えば標高の高い所で行われる高地トレーニング。〝一時的に”血液中の酸素を運搬する赤血球の量を増やしますが(正確には赤血球中のヘモグロビンと言う成分が酸素を運びます)、見方によってはこれもある種のドーピングと言えなくもないと思います。そして高地合宿を行う為には当然その資金が必要です。ここでも国力の差が出ます。でもそれなら元々高地に住んでる人はどうなんだという問題にもなってきます。更に国力の差で言えば、優秀な指導者を幾らで招聘できるのかも、結局財力の差となって現れます。
オリンピックのメダル獲得数のランキング国を順に見ていけば、やはり先進国と発展途上国の間に大きな壁がある事が分ります(パラではクリミア問題を抱えるウクライナがメダル獲得数3位に入りました。障害者スポーツに力を入れてきた功績と、他に障害者がお金を稼ぐ術がないという問題を抱えています)。
「国力を競うのが国際大会だろ」と言われればそれまでですが、私としましては、やはり公平な場で競技者1人1人の純粋な実力の勝負を見たい、人間としての可能性を表現して欲しいというのが正直なところです。
各スポーツ年々世界記録は更新されてきましたが、果たして100年前の選手に今の選手と同じ条件を与えて、どこまで記録が近付けるのか、人間という個体は本当に進化しているのか、少し気になるところです。

最後に道具を使った競技で国力関係なくある理由から実力差が開いている競技について書きます。それは卓球です。
私も以前卓球をしていたので分るのですが、ラケットにラバーを張る時、特殊な接着剤を使う事でより高反発な(要はスピードの出る球を打てる)ラケットを作る事が出来ます。本当に球の飛びが全然違います。しかしこれは国際大会では禁止されました。でもそれをチェックするシステムが一切ない為、未だに外国人選手の間では高反発の接着剤が使われているのが現状です(全員がとは言いませんが)。
日本のエース水谷選手は、以前選手の側から、国際卓球連盟に各国の不正を訴えて『改善されるまで国際大会には出ない』と試合をボイコットした時期もありました。ですが事態は改善されませんでした。私は今回の卓球男子団体の〝銀”は〝金”に値すると思っても良いと思ってます(と書くと、中国が不正をしてたと断定してる事になってしまいますね。スミマセン。中国の実力は本物です)。

今回のオリンピック・パラリンピック、一視聴者の立場では大変楽しめました。ただ国の威信を賭けた戦いに、本人の実力以外のファクターが絡んでくるのはどうなのかと思っただけです。

キッチーより

追記(←今まで追伸だのPSだの間違った言葉を使っていました。これからは『追記』で統一します。学がなく申し訳ありませんでした)

改めて追記。
リオオリンピックで吉田選手を倒したアメリカのヘレン・マルーリス選手を以前指導していたのが、現役時代吉田選手に勝てなかった元日本代表の『山本聖子』さんだった事が分りました。日本にとっては残念な敗戦でしたが、山本選手(元)にとってはリベンジ達成だったのですね。

追記その2。
閉会式を見ていて思ったのですが、別にファンではありませんが、2020TOKYOオリンピックかパラリンピックかどちらかでも、今年解散するSMAPさんが一度だけ再結成して、開会式か閉会式かで『世界に一つだけの花』を歌って欲しいと思いました。

最後に。
今回パラの自転車競技でイランの選手が競技中の事故により1人亡くなりました。パラリンピック史上初の事です。お悔やみ申し上げます。

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