キッチーkobayasiの本当に大事じゃない話

ひょんな事から飲食の世界に飛び込み、今も料理人を続けています。

*

ちょいと若冲とルノワールを見に美術館巡り そして『決戦は金曜日』

   

どうもキッチーです。

今日は先ず前回諦めた、上野の東京都美術館でやっている『若冲展』に再チャレンジしました。
開場の30分前に行ったら、既にチケットを買うだけで130分待ちでした。今回も即諦めました。
オンラインチケットを事前に用意して行けば良かったのですが、私の3Gのスマフォには些か難儀でした。『若冲展』はもうじき終わってしまうので、仕事のシフトの都合からラストワンチャンスあるかどうかです。でも多分無理でしょう。残念!!
因みに伊藤若冲は江戸時代後期に活躍した日本画家で、その精緻な筆致と、江戸時代とは思えないアヴァンギャルドな作風で知られてます。元々京都の人なので、関西圏では若冲展もそれ程珍しく無いと思いますが、東京の私は是非この機会に若冲の作品を見ておきたかったです。

さてまだ早い時間でしたが、上野から日比谷線で六本木に向かい、国立新美術館でやっている『ルノワール展』を見に行きました。しかしここでもアクシデント。信号機故障で日比谷線が止まってしまって、他の路線に乗り換える事になりました。途中職場の最寄り駅に乗換えで寄ったので、お店に挨拶して再び六本木に向かいました。
着いた時間が早かったせいか、人気が無いのか、チケットも入場も一切待ち時間無く入れました。『若冲展』のチケットを持ってると、入場料が100円引きになるはずだったので少し残念でした。
今回展示されている作品はフランスのオルセー美術館とオランジュリー美術館からの出品です。両方の美術館に既に何度も足を運んでますが、私の大好きなルノワールの代表作とも言える貴重な作品を複数、ここ東京で見る事が出来ました。そして普段は常設展示されてない初見のルノワールの小品も沢山展示されていて、大変満足できました。
印象派は19世紀フランスで生まれた絵画の一大派閥で、それまでの宗教画や精緻な風景画とは違い、輪郭線を用いず、その自然な色彩の印象からキャンバスに色を置いていく技法で、遠目から見たら見事に絵が完成しています。明るい色調と、一瞬写真と見紛うばかりのモデルの生き生きとした存在感に、完全に圧倒されてしまいました。
ルノワールは1841年仏のリモージュ(陶磁器の一大生産地)に生まれ、13歳から4年間磁気工房で絵付けの修行をしています。19歳の頃ルーブル美術館に通い模写を重ね、21歳でパリ・エコール・デ・ボザール(国立美術学校)に入学しました。
26歳でサロンに初入選。28歳でモネと戸外の光の下作品を仕上げる、印象派の先駆けとなる試みをしています。所が29歳の時普仏戦争に従軍。絵からは少し離れます。
33歳の時モネ・シスレー・セザンヌ等と共に第1回印象派展を開催しました。その後も印象派展への出品と共にサロンへの出品も行ってました。1880年台初めイタリアを訪問した時、古代ポンペイの壁画やルネサンス時代のラファエロの絵を見て刺激を受け、「これはデッサンからやり直さないといけない」と初心に帰るきっかけとなりました。
その後作品に買い手が付く様になり、1892年リュクサンブール美術館(現代美術館)初の印象派の作品として『ピアノを弾く少女たち』がルノワール初の国家買い上げとなりました。
晩年リュウマチにより絵筆が握れなくなるも、筆を手に括り付け、77歳から最後の大作『浴女たち』の執筆にかかり翌年完成させて、1919年78歳で生涯を閉じました。
去年の夏も親を連れて、両方の美術館で作品は見ていますが、やはり何度見ても良い物は良いです。特にルノワールの代表作とも言って良いオルセーの至宝『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』は良かったです。

さてさて相撲は13日目。
いよいよ全勝の2人横綱白鵬関と日本人大関稀勢の里関の一番です。右四つの白鵬と左四つの稀勢の里はいわゆる喧嘩四つ。先に相手の脇に腕を捻じ込んで、外から上手を引いた方が勝ちます。でも白鵬は四つ相撲には付き合わないかも知れません。速攻相撲で一気の寄りを見せる可能性もあります。
本当は朝6時に国技館に行って、当日券をゲットしようかとも思いましたが、白鵬VS稀勢の里は2chの実況板を読みながら見たいなと思い、自宅観戦となりました。因みに朝7時で300人の行列が国技館前に出来ていたそうです。
2chの大相撲実況スレでは白鵬は悪役です。でも日本人贔屓という空気も無く、国籍がどこであろうと面白い力士・強い力士は人気があります。今でも大人気なのが悪童朝青龍ですが、稀勢の里もかなりの人気です。キセノンと言う愛称で呼ばれ、古株の住人には「キセノンには期待してはいけない」というのが常識になっています。
稀勢の里は中卒力士で幕内に上がるまで萩原と言う本名で相撲を取ってました。新入幕が18歳3ヶ月と貴乃花に次ぐ史上2番目の年少記録を作りました。もう直にでも日本人横綱の誕生かと思われましたが、あれから11年半、ただの1度も優勝が無く、何度期待を裏切られたか判りません(千秋楽まで優勝争いして敗れた事が過去8回あります)。
ところが実況スレの住人の中にも、そろそろ稀勢の里に期待してもいいんじゃないかという勢力が出てきました。
職場に寄った時ヘルプで来てくれていた他店のアルバイトの子と少し相撲トークをしましたが、私が「18年振りの日本人横綱誕生は全て今日で決まる」と言ったら、彼は「大丈夫です。今日あっさり白鵬に負けますから」と、キセノンには期待しない派でした。
まぁ先場所全勝の稀勢の里は1敗の白鵬に負けると、その後も2敗目を喫して優勝を逃しましたからね。
結び前に2敗で追いかけてた横綱日馬富士関が今日負けて、優勝争いは完全に白鵬と稀勢の里の2人に絞られました。今日の結びには58本の懸賞が付きました。
さぁ取り組みです。
稀勢の里が左を刺し右上手を取る有利な形、横綱を押し込みます。白鵬は下手は引くも稀勢の里のまわしに上手が届きません。しかしそのまま稀勢の里を振ると、強引な下手投げで白鵬が勝ちました。いや、こうなる事は判ってましたよ。2chでは不利な体制から攻め続け力の差を見せ付けた白鵬を賞賛する声が相次ぎました。これはもう同時代に白鵬というとんでもない横綱がいた不運ですね。朝青龍・白鵬がいなかったら、稀勢の里はとっくに横綱でしょう。
これで稀勢の里を横綱に上げてしまったら(14勝1敗でも)、ちょっと非難の的になるのではないでしょうか?(優勝したらまた話は別ですが)
私も日本人には活躍して欲しいですが、下駄は履かせて欲しくありません。本当に結果を残す力士が現れるまで、何年でも待とうと思います。

十両は宇良が4敗に下がりましたが、2敗で幕内経験者の千代の国関と新十両佐藤関がトップを走ってます。3敗力士はナシ。千代の国と佐藤はまだ直接対決が組まれてないので、この2人の内勝った方が優勝でしょう。先場所幕下優勝の佐藤には少し期待してしまいます。

今場所全勝で三段目優勝した琴太豪は先場所序二段でも優勝してるし(琴太豪は以前幕下上位まで上がってますが)、序二段全勝優勝の玉木も先場所序の口で優勝してるし、幕下で全勝して千秋楽相星優勝決定戦に進んだ2人の内1人小柳は先場所三段目優勝と、確実に実力者が上に上がって来ています。相撲界の未来を担って行って欲しいです。

キッチーより

 - スポーツ, 雑事