キッチーkobayasiの本当に大事じゃない話

ひょんな事から飲食の世界に飛び込み、今も料理人を続けています。

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シンディー・ローパーはやっぱり可愛いかった

      2015/09/15

どうもキッチーです。
先ず前回のブログで移民と難民の言葉の使い分けがはっきりしていなかったので、ここで再定義させて頂きます。
移民とは経済的な理由や治安上の理由から自ら望んで自国より他国へと移り住む事で、難民とは望まずに住む場所を奪われまた生活する術を奪われたが為に、仕方なく他国へと逃げ込む事と定義させて頂きます。

もう一つこぼれ話として、ルペン父は来日した際、靖国神社を参拝し「祖国防衛の為に命を落とした人」に敬意を表しました。

さて今回は難民を多く出す国の安定と平和の為に何が出来るのかを考えたいと思います。
人はどうすれば生活が出来るでしょうか。毎日安心して眠れる場所と必要十分な量の食料があれば取り敢えず生きていけると思います。
世界の警察アメリカ様がその座を降りた今、己の正義を掲げイデオロギーの違う相手に対し爆撃を加えても根本的な解決に繫がるとは思えません。

そこで思いつくのが1984年イギリスで起こった『Band Aid』運動です。
これはアフリカのエチオピアが大飢饉に襲われた時、イギリスとアイルランドの有名アーティスト達が協力し合って、1つのチャリティーソング『Do They Know It’s Christmas?』を作り上げた運動です。
この翌年にはアメリカがアフリカの為に行ったあの有名なUSA for Africaと言うチャリティー活動があり、作られた楽曲は『we are the world』です。
結局は金なのか?と問われれば、結局は金なんです。
ただ音楽会社の垣根を越えて、超ビックスター達がアフリカの難民の為に何かをしようと力を出し合った事が大事なんです。

私は中学校の音楽の授業以来、久々にyoutubeで『we are the world』を聞いてみました。
単純にいい曲なんですが、特に印象に残ったアーティストの感想を書かせて貰うと。
ケニー・ロジャースとスティーブ・ペリー、めっちゃいい声。ティナ・ターナー、声ひくっ。ブルース・スプリングスティーンの“children”の時の抜きと言うかウィスパーボイス最高(中学時代の親友裕二君に顔が似ていた為、よく物真似をさせてゲラゲラ笑ってました)。そして何よりマイケル・ジャクソンは別格だと言う事。更にシンディー・ローパーはやっぱり可愛かった(個人的にはフルハウスと言うアメリカンホームドラマのDJって娘に似てると思いました)。
と、ライトな感想を書きましたが、本当に超豪華メンバーの競演なんですよ。

日本でも1987年夏、所属事務所の垣根を越えた日本版ウッドストックと言える『BEAT CHILD』と言う伝説のコンサートが開かれています。(もっともこれはチャリティー色は薄いですが)
勿論チャリティー色の強い『Live Aid』(アメリカの1980年版ウッドストックと言われる世界最大のチャリティーイベント)に触発された、『ALL TOGETHER NOW』と言うイベントが吉田拓郎や松任谷由実等の参加で開かれたりもしています。

因みに本家のイギリス『Band Aid』活動はその後も後継歌手に引き継がれ、去年(2014年)もエボラ出血熱の支援の為に結成されました。

15年以上前の事になるでしょうか。以前イラン人が多く日本に出稼ぎに来ていました。一部の人達は上野で偽造テレホンカードを売ったり薬物の売買に手を染めたりと不良外国人化しましたが、多くのイラン人は真面目に土木建築業などの肉体労働に就きました。そこで現場の地元のおばあちゃん達が「遠い所からご苦労さん」とおにぎりなどの差し入れを良くしてくれたという話を聞きます。そして故郷に帰ったイラン人達はその話を周囲にし、イランは意外にもかなりの親日国なのです。
現在中東の難民を多く排出している『ISIL』の活動範囲はシリア・イラクに収まってますが、イランも対岸の火事ではいられません。

2011年3月11日東日本大震災、あの時世界中の国々から(富める国も貧しい国も)最大限の支援を日本にしてくれました。
中東やアフリカは日本から遠いところにあります。しかし今の時代情報は簡単に入手出来ます。誰かが(ではダメなんですが)指揮を執れば、日本発信で何か出来るかもしれませんね。

今朝(9月8日)のニュースでは、イギリスのキャメロン首相から「今後5年間で子供や孤児を優先的に、最大2万人のシリア難民を受け入れる」と発表がありました。
世界はもう動いてます。日本はどう動くのでしょうか。

最後にNHKの『あさイチ』という番組で今日ゲストに来ていたフランス料理界の巨匠アラン・デュカスさんが、番組で問われた人生哲学を紹介しましょう。
それは「le patage」(分ち合い)と言う言葉です。レシピを分ち合い、技術を分ち合い、そして料理を分ち合う事が大切だと語っておられました。

因みに算出方法にもよりますが、現在カロリーベースで見た世界の食糧危機は既にクリアーされています。つまり1年間で作られる食料の総カロリー数は、世界人口70億人を食べさせていけるだけの水準に達していると言うことです。ただし富める国とそうでない国の間で食料の偏在が起っているだけです。
八紘一宇とは言いませんが、デュカスさんの言う「分ち合い」が出来れば、世界は少し変わるかもしれませんね。

キッチーより

ウッドストック(1969)の話が出たのでキッチーお気に入りの一曲を
THE BANDより『THE WEIGHT』

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