キッチーkobayasiの本当に大事じゃない話

ひょんな事から飲食の世界に飛び込み、今も料理人を続けています。

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昨日の相撲協会についてもう少し詳しく

   

どうもキッチーです。

まず『公益財団法人日本相撲協会』の組織を見ていきましょう。
トップにあるのが『評議員会(5~7人)』で外部の委員と協会関係者で構成されます。予算の承認や理事の選任・解任等行います。その下に評議会が選任した『理事会(10~15人)』と『監事2~3人』が居ます。この他に相撲協会にある『年寄株』を持った親方全員が所属する『年寄会』が存在します。力士は各親方の部屋に所属します。
理事会では事業部や審判部といった各委員会の代表を出したり、番付編成会議や横綱審議委員会等も執り行います。

事の発端は初場所12日目に行われた評議委員会の会合で、今日(29日)行われる理事候補選挙に山響親方が立候補したいから評議員を退任するという事で、その後任人事に関して一揉めありました。
あいた1枠に現八角理事長と同じ一門の元親方を、勝手に理事長の推薦で滑り込ませようと根回ししてたのが、若手のリーダー格貴乃花親方の怒りを買ったのです。
具体的には、新評議員選任の議題を提出するには理事会の承認が必要ですが、その前に昨日(28日)行われた年寄総会での説明とその場での理事会の招集を求めたのでした。
これまで評議員は外部有識者4人と現役親方3人で構成されてました。この現役親方の山響親方が退任し、現職じゃない一門の元親方を後釜に据えるというのは、明らかに自分の影響力を強めたい考えが理事長側にあったものと思われます。
昨日の年寄総会はこの議題で紛糾。八角理事長への解任の野次も飛びました。理事長は新評議員の人事は白紙に戻しました。

さて全親方の投票により決まる理事10人。
今現在相撲協会には6つの一門があります。各一門と所持票数と立候補者数です。
出羽海一門・30票・4人、二所ノ関一門・19票・2人、伊勢ヶ浜一門・12票・2人、時津風一門・14票・1人、高砂一門・13票・1人、貴乃花一門・11票・1人です。
本来高砂一門から九重親方(元横綱千代の富士)も立候補するはずでしたが、今回は八角親方に票を集中させるため辞退しました。それでもまだ立候補者は11人いて、1人は落選します。
票数から伊勢ヶ浜一門から高島親方の当選が難しくなり、逆にいつも3人だった出羽海一門から若手の山響親方が4人目に加わる可能性が高いと見ます。

今若手の親方の間では貴乃花親方を理事長に推す勢力が力を持ってきて、八角親方を推すベテラン勢と対立構造をとってます。
このまま行くと「貴乃花やや有利か」と言った所ですが、今日の理事選も踏まえて理事長が正式決定する3月28日を待ちましょう。

キッチーより

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